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© photo : Ryosuke Takahashi

アンセル・マルティン様 
右田 仁様 ご夫妻
(AnseLab LLC代表)

以前は千代田区の三番町にある180㎡のマンションに住んでいた私達は、立地・広さ・収納・デザイン・セキリティのバランスを踏まえ、新しい家もやはり都心のマンションという意向で探していたのですが、マンションは立地が良くても居室が狭く、収納も貧弱なので、妥協して戸建も見て廻りましたが、大きいだけで無駄ばかりが目立つ稚拙な意匠の家ばかりでした。ですがこの家を見た瞬間、充分な広さと収納はもとより、総てが艶消しの落ち着いた白に統一され、飾るのではなく要素を削ったデザインは尖り過ぎも無く、この国の誇るべき和室も蛇足無く表現され、更に防犯は空き巣だけでなくストーカーまで意識した全容に、今迄の日本の商品住宅にはまったく見ることができなかった感性と、基本も押さえた創り手の配慮を感じ、そのバランス感覚に一目惚れをして購入を即決しました。実際に暮らしてみると、小さな金物・取っ手に至るまで総て厳選されているのが判り、収納が充実しているので、予想通り煩雑なものを表に出さずに済み、どこをとっても白い無地のキャンパス故に、上質な家具や絵画が美しく惹き立てられ、飽きること無く、毎日新鮮に暮らすことができています。フランス人は換気口さえ排除したい程の美意識を持っていますが、私達はこの家のデザインの意図を乱さないように、リビングだけはエアコンすら設置せず、外観も壊さぬようカーポートの設置も控えています。家を買うのは「永い歳月」を買うのと同じであり、欧州では、建築は所有者だけのものではなく、その地域の景観を担う社会資産だという認識が当たり前です。「数十年後も美しくいられるか」、それを想うと、私達の選択はこの家になりました。

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